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花粉症は初期療法でいつもより楽な春を迎えましょう!

皆さんこんにちは!
大船こどもとおとなのクリニックです。

今年もあと残り1か月を切り、年末の準備が慌ただしくなってきたころではないでしょうか。来年の春は、例年よりも花粉飛散量が多くなると予想されています。年始からの治療開始で、いつもより楽な春を迎える準備をしましょう。

■花粉症を軽減する方法
・舌下免疫療法
舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含む錠剤を舌の下に入れて、少しずつ体に取り入れることでアレルギー反応を弱めていく治療法です。
ただし、スギの舌下免疫療法はスギ花粉の飛散時期に開始することができません。そのため、来年の春の花粉時期には次にご紹介する初期療法がおすすめです。
なお、ダニの舌下免疫療法は年中開始可能です。

・初期療法
花粉症のお薬は飲み始めから効果を発揮するまで1週間~2週間ほどかかると言われています。そのため、症状が出てから治療を開始すると辛い期間が長引いてしまう恐れがあります。
2月~4月ごろが花粉飛散のピークと言われていますので、年始から花粉症のお薬の服用を開始することでお薬の効きを早めることが期待できます。
花粉飛散がピークを迎える2月~4月に少しでも症状を和らげることができるよう、年始の早い時期から初期療法を開始しましょう。

(初期療法の特徴)
・症状の発現を遅らせる
・花粉症シーズン中の症状が軽くなる
・症状が早く治まる

例年「鼻水・鼻づまり・目の痒み」などにお悩みの方は、ぜひ1月からの初期療法でいつもより楽な春を迎えましょう。

少しでもご興味のある方は当院へご相談ください。
※花粉症は全科で診療可能です。大人の方は内科または耳鼻科へ、お子様は小児科または耳鼻科へご相談ください。

(2024年12月13日)

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